REC〜guitar&vocal〜
三曲目のギターとボーカルを録ってきた。
ギターは、アコギで先日もこの曲を録ったけど、同じフレーズの二本目(PANで振る用)。
慣れないもので何度やっても余計な力が入ってしまい、途中で指がつりそうになったりしたけど、テイクはスムーズに終わった。
ボーカル録りもスムーズに終了。余計なことも考えずに肩の力が抜けていた気がする。
別室に居る自分と嶋ちゃんのサクサクとしたやり取りもお手のもの。
時間が余ったら「0」という曲のコーラスをデモとして入れようと思っていた。
シンプルにボーカルも一本でいいかなとも思っていたけど、入れてみたらどうなるんだろ?は試すべきだった。
実際に入れてみると、曲がまた違うカラーに変化してワクワクした。
三曲分の録音がほぼ終わった。残るはコーラスのみ。
ここまでに約2年かかった。2年といってもダラダラやってきただけで、やろうと思えば3日もあれば終わる仕事量だった。
でもRECに入る前に自分の中で大切にしていたのは、曲を寝かせることだった。その瞬間のRECは自分にとって後悔しか生まれないてことがわかっていたから。
曲は時間が経つに連れて成長していくものだから、弾き方、歌い方が変わる度に録り直してきた。ふつうはそれも経てRECに入るものなんだろうけど。
だから月日は経っても作業は全然進んでいなかったりした。でもそのやりかけの仕事があるということが、自分の活力にもなっていた。今もなお。
嶋「まだ録っただけなんで、これからミックス作業していくので、少し時間下さいね」
数日後に一曲、また数日して一曲と、仮ミックスした音源が共有フォルダにアップロードされていった。どんなものかと思い、何かの作業をしながらイヤホンで聴いてみたら、まあびっくり。今まで聴いていた音とまったく違い、感動して手が止まってしまった。
それぞれの音量バランスも、音色も自分が伝えたイメージ通りで、また曲が立体的にもなっていた。
またワクワクが始まった。
嶋「まだ仮なので。細部はまた一緒な時にやりましょうよ」
つくづく何て奴だ…
これは焼肉だけじゃ済まないな。
あと一曲、完全弾き語りの録音をする予定。
そこまでを年内に終わらせたい。
そして、来年はジャケットや映像の作業にも入っていく予定。そこからは豪くんとのやりとりになっていく。完全に彼のセンスにお任せするつもりだけど。
完成をどうぞお楽しみに。
ヴィンス