rec〜a good sleep〜

年内の仕事も終わり、休みに入った初日は4時間のスタジオに入ってきた。

 

この日の目的は「a good sleep」という曲の弾き語り録音。

 

ドラムが参加する「0」という曲以外は、弾き語り一発録音でやっていくつもりだったけど、これも他の楽器が入るしで、クリックを聴きながら別録りすることにした。

 

まずは、嶋ちゃんがマイクの位置を決めるのに自分のまわりを旋回。なるべくEQ機能にも頼らないようにするのが良いらしく、ここにまずなかなかの時間を食う。

 

f:id:vincentnaga:20181228074205j:image

そしてスタートする。

 

 

いざスタジオでやってみて初めてわかることがいつもあるから困る。

単調な三拍子だからと舐めていたつもりじゃなかったのに、なかなか上手くいかない…

 

 

嶋「ちょっとこっちの部屋で紙に書いて説明してもいいですか?」

 

嶋ちゃんから三拍子のとり方をアドバイスしてもらい、再び部屋に入ると、イメージ通りのテイクができるようになっていった。ざっくり言えば♩全てにあてにいくな、ということだった。

f:id:vincentnaga:20181228025805j:image

嶋はいつもこの本を読んでいるらしい。使い込んでいる感がすごい(勝手に撮ってごめん)。だから信頼できてしまう。こういう本を読むと体のつくりとかその国の言語とかになっていきますよね。

 

 

そして、三拍子の単調なギターを1本録り終えるのに2時間を使った。発見もあり練習もできたからこれがまた手応えある2時間だった。

 

 

 

 

そこから歌録りに入っていく。

f:id:vincentnaga:20181228030250j:image

お互い変な気を使わず済むので、1フレーズごとにサクサクと進む。本当にサクサク。サクサクってこういうことを言うんだろうな、というくらいサクサク。

ギターと歌が別録りだと歌い直しができるのが本当に便利。気楽。

f:id:vincentnaga:20181228030942j:image

 

すべて録り終えると、良いテイクを繋いでいき、この日のRECは終了。

上手くいったのだろうか。確認がきちんとできてないからまだわからない。でもとても充実した内容だった。楽しかった。

 

ミュージシャンは、レコーディングでぐんと成長するのだと思う。

 

嶋ちゃん今日もありがとうということで、角瓶をおさめてきました。

 

 

 

 

 

 

 

皆様、良い年をお迎えください。

来年もよろしくお願いします。

 

 

 

ヴィンス