life2

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https://vincentnaga.hatenablog.com/entry/2018/10/07/113104

 

保育園は朝の送りがパパ、夕方の迎えはママが担当。と決まっているはずだけど、自分が迎えに行くことが結構に多い。というのは、妻の仕事が自分以上に時間の都合がつけられず「ごめん!」と言われたり、妻の職場では平日に仲間と飲みに行くことがよくあり「ごめん!」とよく言われるから。ふつう逆だろと思われそうだけど、うちはそうなのだ。

自分は週末にライブやスタジオに出かけることが多く、家を空けてしまうから、平日はできるだけ自分ががんばろうという気持ちがある。というかそれで成り立っているんだろう。

 

迎えに行くときは、一度帰宅してから米が炊いてあるか確認し、味噌汁を仕込んでから車で保育園へ向かう。

子どもと帰ってくると、おかずの準備、その間に子どもらはテレビを見たりしてワイワイしている。ご飯を食べさせて、自分もようやくひと息つける。

眠たくならないうちに次は風呂へ入れる。風呂から上がると全員の歯を磨く。そこから少しだけ絵本を読んだり、遊びに付き合うと、さっさと寝るぞ!となる。言っている自分もそのまま眠りに落ちて気が付けば朝になっていることもしばしば。

妻が迎えに行ける日もできるだけ早く帰って、米炊き、家の片付けをするなど。

 

毎日小忙しいけれど、家族といっしょにいる時間は本当に楽しいし自分も笑っていることが多い。自分が幸せな時間を過ごしていることは言っておこう!

 

そして何が言いたいって、「音楽と向き合う時間なんてまず無い」に等しいということ。

ゆっくりギターを触れる時間は、朝みんなより早起きして、とか、定時で帰宅してみんなが帰ってくるまでの時間とか。とは言っても30分にも満たない程度だ。

子どもが起きている時にやると、おれにも触らせろと息子が部屋に入ってくるし、娘は隣でピアノを弾き出したりとか、それはそれでとても楽しいのだけれど、「自分の時間」ではない。

 

それでも不思議と「音楽のことを考えない時間もほとんど無い」。何かしながらも頭の中で歌詞を変えていたり、新しいフレーズや今後の活動のことを考えていたりする。

 

 

 

よく結婚して家庭を持つと遊べなくなる、周りも誘いにくくなるとか言うけれど、その中で自分は自由にさせてもらっている方だと思う。

それは家族の理解がないとできないし、理解を得るためには自分で働きかけないといけないことが色々あると思っている。

 

 

結婚をせず、就職もせず、ひたすら音楽に没頭しているアーティストはすごいし、敵わない。

でも自分にしかないものもあると信じている。

 

ゆっくりなペースで、

できることをこなしていって、

その先に何かがあるのか、はたして何も無いのか。

それでも進んでいって、自分がどうなっていくのか。

 

人生、楽しみでしか無い。

 

 

 

 

 

ヴィンス