愛歌
ラブソングというのはなかなか書けないものだし、なかなか書こうとも思わないものだ
日常の不満なんかがボロボロと出てきて、歌がストレスの吐口になっていたりとか、
そんなことはよくあったし、やりやすい手法だった
でも歌にゴールがあるとするならば、ラブソング
というのは何となく、前からそう思っていた
「愛してる」
という歌詞は、究極であってとんでもない勇気が要る
でもなんとなく、歳も40が目前となる今、そんな言葉も使えなくもないかも?なんて思ったり
いつか「愛してる」が使えたら自分を褒めようと思う
歌とともに自分が成長した気になれそうで
ということで、この年明けから一つの曲を何度も書き直してきた
これは妻に向けたというか、夫婦二人について書いた歌で、その名も「二人のこと」と名付けた
どっぷりなラブソングとは言えないけど、
これまでの殻を少し破った感はある
「愛してる」は使えていない
まだ使えない
でもここだけの話、この「二人のこと」と「海へいこう」という曲は、歌詞を書きながら自分で泣けてきたりするものだった
ヴィンス