落語

落語はすごい芸だ。

落語には台本っていうものがないらしい。

 

中学の時、ショウリキという名前も顔もイケてる友だちが落語を聞いていて、面白いんだろうなあとは思っていたけど、きっかけがなかった。笑点は見るけど、落語は聞いたことないって人は多いんじゃないか。自分も最近までそうだった。

 

初めて落語が面白いと気付いたのは、3年くらい前か。月亭邦正さんの落語を見に行った時だった。そこには笑われる邦正ではなく、笑わせる邦正さんが居たんですねえ。「面白い」より「かっこいい」という印象の方が強かったかもしれない。

 

ここ最近は、眠る前に落語を聞くことが結構ある。ちなみによく聞かせてもらうのは、桂枝雀さんか立川志の輔さん。落語は枕という小話から入るんだけど、初めからテンポがあって会場を一瞬で自分の空気にしてしまう。笑ってしまう。

 

 

1人で立つって、本当に何の支えもない。扇子一本で舞台に出てお客さんを笑顔にするって素敵すぎ。

自分も音楽の分野でそんなことができれば素敵

すぎ。

 

 

 

ヴィンス